セコムやアルソックなどのホームセキュリティを契約する前に、「クーリングオフ・訪問販売法・解約・盗難保険(盗難補償)・損害見舞金」などについて必ず確認しておきましょう。
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ホームセキュリティのクーリングオフ(解約申し入れ) |
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ホームセキュリティを契約し、その契約が
訪問販売によって締結した場合(自宅で契約締結した場合等)は
クーリングオフの対象になり、
契約書類等(クーリングオフ出来る事を知った書類)を受領した日から8日間は書面、ハガキによって(郵便消印日付が8日間まで)クーリングオフ(契約解除申し入れ)ができます。
クーリングオフ出来る場合は必ず契約時等に説明があると思います。
もしクーリングオフ出来るにも関わらず、クーリングオフの説明がなかった、または不実(嘘)の説明をされたり威迫(強迫)されてクーリングオフしなかった場合は、そのことをセキュリティ会社に連絡すれば改めてクーリングオフに関する書類等が送付されてきますので、その書類を受け取った日から8日間はクーリングオフ出来ることとなっています。
クーリングオフすれば・・・
○支払った金銭(保証金・サービス料金)があれば全額返金されます。
○すでに機器等を取付けていた場合でも、その撤去費用はかかりません(セキュリティ会社負担)。
○セキュリティ会社から損害賠償、または違約金、解約金の請求をされることはありません。
※セコムはクーリングオフ出来ますが、クーリングオフの扱いもセキュリティ会社によって異なる場合があるので必ず契約前に確認しましょう。
セコムのクーリングオフについての規定
ホームセキュリティの契約年数は機器買取プラン、レンタルプランなどのプランにかかわらず、セコムとアルソックどちらも5年となっており、5年後は1年ごとの毎年更新となっています。
ホームセキュリティは5年使用することによってセコムやアルソックなどの利益が出るようになっているため(セキュリティ会社が月額料金などを安くしている=先行投資している)、5年以内で解約されるとセキュリティ会社が赤字になる可能性があるので、
仮に5年以内に中途解約する場合は中途解約金がかかると契約書にも記載されているかもしれませんが、自宅で契約する場合(ほとんどのケースでホームセキュリティは自宅で契約することになると思います)訪問販売法(特定商取引に関する法律)の規制対象となっているため、中途解約した場合でも解約金は支払う必要がないと解釈できると言われています。
セコムの解約について
セコムの訪問販売について
実際にセコムと契約した際にセコムの営業マンからは「契約書には中途解約金条項として最初の契約から5年以内の中途解約金の事が書かれていますが、今回はお宅にお邪魔して契約しているので訪問販売法に当たるため、解約金についてはあくまでもセコムからのお願いなので強制ではありません」と説明されました。強制ではない?つまり解約金は払わなくてよいってことだと解釈できますよね?
パンフレットにも一定の要件を除き、「訪問販売によって契約を締結した場合はセコムは解約金を請求しません」と記載されています。
ただセキュリティ会社によって中途解約についての取り扱いが異なる場合もあるので、必ず契約前に確認し、もしも契約後5年以内に中途解約した場合で、解約金の支払いを求められたら"国民生活センター"などに相談しても良いと思いますよ。
ちなみに解約金が発生しなくても、解約して機器を取り外す際の工事代金は負担しなければならないと思います(付けているセンサーの数によっても異なりますが、一般的な2階建ての一戸建て4LDKであれば約1万5千円前後)。
ホームセキュリティを契約したからと言って100%犯罪(空き巣等)や火災を防げるわけではありません。ホームセキュリティはあくまでも犯罪を未然に防ぐ確率を高め、仮に犯罪にあった場合でも被害を最小限に抑えるのが目的です。
ただほとんどのセキュリティ会社では犯罪(空き巣等)にあって現金や貴金属が盗難されたり、火災、爆発、泥棒の侵入によって契約建物が損害を受けた場合は「
盗難保険金(盗難補償)・見舞金」などが出るようになっています。
具体的にセコムの場合は以下の通りとなっています。
セコムの盗難保険 |
保険の目的 |
保険金額 |
免責金額 |
現金・貴金属・美術品 |
50万円まで |
1事故につき5,000円 |
家財 |
200万円まで |
セコムの建物損害修復費用見舞金 |
損害額 |
見舞金 |
100万円以上~ |
100万円 |
10万円以上~100万円未満 |
損害額の範囲内で10万円単位の金額(10万円未満の金額は切り捨て) |
10万円未満 |
適用外 |
※盗難保険金、見舞金が支払われる条件や金額はセキュリティ会社によって異なりますので契約時に確認しましょう。
セコムの盗難保険と見舞金について
ホームセキュリティの月々の支払方法はセキュリティ会社によって異なるかもしれませんが、一般的には「
口座振替(引き落とし)・クレジットカード払い」の2種類から選択できるようになっています。
口座振替をする場合は口座の情報「銀行名・支店名・預金種類(普通?当座?)・名前・口座番号・お届け印」が、クレジットカード払いの場合は「カードブランド(Master?VISA?JCB?)・クレジットカード番号・有効期限・名前」などの情報が必要となります。
ホームセキュリティ契約数、緊急発進拠点数、提供年数No.1
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