セコムやアルソックなどのホームセキュリティは事務所や店舗で利用している場合は多いですが、意外と?自分たちの周りの個人宅で利用している人は少ない気がするので(実際はセコムの場合、個人向け契約数のほうが法人向け契約数よりも多いのですが)、どのような流れで契約までするのかが分からない場合もあるかもしれません。
そこでここでは個人向けホームセキュリティの契約までの流れを説明していますので、これからセコムやアルソックなどと契約を考えられている方は参考にしてください。
※ここでは個人宅の一戸建て、分譲マンションを想定しています。賃貸マンション、賃貸アパートの場合、ホームセキュリティは工事が必要となるので、必ず大家さんや不動産管理会社に確認、許可を取ってから契約しましょう。
個人(家庭)向けのホームセキュリティを契約する場合、まずは資料請求することから始まります。
もちろんすでに、例えばセコムと契約することを決めているのであれば、資料請求を省くことはでき、直接セコムに連絡して見積もりを出してもらえばよいですが、やはりホームセキュリティは最低でも人気の大手2社、
⇒セコム・ホームセキュリティと、
⇒アルソック・ホームセキュリティのサービス内容と料金は比較することをおすすめします。
確かに基本的なサービス内容は似ていますが、料金は意外と違うので(セコム、アルソックどちらがおすすめか?安いか?は地域やオプションなどによって異なるので一概には言えない)どれほど価格差があるのか(相場はいくらくらいなのか)?自分たちが求めるオプションはあるか?などを確認するためにも複数のセキュリティ会社の見積もりをだしてもらい、比較、検討しましょう。
セコムとアルソックのパンフレット
ホームセキュリティの利用開始までの流れ
~ホームセキュリティの見積もり~
資料(パンフレット)を取り寄せて、一通り目を通したら、その資料に地元の営業所(支社)の電話番号が記載されていたり、担当の営業マンの名刺が同封されていると思うので、その営業所、例えばセコム東京本部、セコム世田谷支社、セコム目黒支社、セコム難波統括支社、セコム心斎橋営業所や、担当の営業マンに電話し、「一度、家庭向けホームセキュリティの見積もりをお願いしたいのですが?」と言い、お互いの都合の良い日時を話し合いのうえ決めることとなります。
見積もり当日は当然ですが、セキュリティ会社の営業マンが家の中のどこにセンサー類を付けるかなどを確認するために見て回るので、最低限の掃除、整理整頓をしておきましょう(;^_^
見積もりは家の大きさなどによって異なりますが、だいたい1時間ほどで終わると思います。
営業マンが見積もりを終わると、プラン作成⇒打ち合わせ(付けるセンサーの数、オプション、値段交渉など)となります。見積もり金額は当日出ることがほとんどですが、場合によっては後日、見積金額が提示される場合もあります。
金額は機器を買い取るプランと、レンタルするプランの2種類によって月額料金、初期費用が異なるので、どちらが良いかなどを営業マンと話し合い(例えば5年利用した場合どちらが安くなるのか?など)、金額で利用が難しいと思ったら、付けるセンサーを減らしたり、オプションを外すなどするしかありませんが、付けるセンサーを減らすと折角、防犯のためにホームセキュリティを入れる意味がなくなる可能性もあるので注意が必要です。
またある程度の金額であれば値段交渉に応じてくれて、月額料金(工事料金)が少し安くなる可能性もあるので、例えばダメ元で「月額料金があと千円安くなるのであれば前向きに検討したいのですが・・・」などと言ってみても良いかもしれません(実際に値引きしてくれるかどうかは分かりませんが・・・)。
セコム・ホームセキュリティの基本サービスとオプション
セコム・ホームセキュリティの利用規定
セコムの見積書
アルソックの見積書
~個人(家庭)向けホームセキュリティの契約~
提示されたプラン、料金で納得した場合は契約することとなります。基本的に契約はクーリングオフ、訪問販売法などを考えてセキュリティ会社の営業所(支社)ではなく、自宅で契約することをおすすめします。
⇒ホームセキュリティのクーリングオフ・解約等
契約に際し必要な物は、「印鑑(認印で可)・利用料金を振替する口座の通帳(クレジットカード払いの場合は不要)・住人(家族)の氏名、連絡先情報(電話番号)」くらいです。
契約時に工事日の日程を調整します。多くの場合、契約から1週間前後で工事日を決めることとなると思います。
セコムの契約書類等
~ホームセキュリティの工事~
利用開始するまでに(多くの場合工事日に)自宅のカギをセキュリティ会社に預けなければなりません。これは何かあったときにセキュリティ会社の警備員が自宅に駆けつけてカギを開けて家の中に入るためで、当然ですがカギはセキュリティ会社によって厳重に管理されるので安心して預けましょう。
必要なカギの本数はセキュリティ会社や家の大きさ、プランによっても異なるかもしれませんが、一般的な家の大きさで一般的なプランであればカギは2本、必要になると思いますので、合鍵等を用意しておきましょう。またカギを預ける際に印鑑(認印で可)が必要になると思いますので用意しておきましょう。
工事は家の大きさや付けるセンサーの数、オプションなどによって異なりますが、一般的な家の大きさ、プランであれば工事はセキュリティ会社の工事関係者1~2人で行い、工事時間は2~5時間くらいで終わると思います。
工事が終わると機器の使用法やホームセキュリティの仕組みなど、だいたい30分~1時間ほどの説明を受けます。ここで分からないことがあれば何でも質問しておきましょう。
セコムの工事
~ホームセキュリティのステッカー~
セコムやアルソックなどと契約している家はもちろん、事務所、店舗などにはそのセキュリティ会社のステッカーが玄関や、扉、窓に貼っています。このステッカーは当然ですが契約している家などにしか貼ることができません。
ステッカーはセキュリティ会社やプランによっても異なるかもしれませんが、例えばセコムの場合は一般家庭の場合、最初に大5枚、小10枚ほどのステッカーが貰えて、セコムが貼るのではなく、自分たちで好きな所に貼ってくださいといった感じになっており、基本的に足りない場合は特に枚数制限なくステッカーを貰えますし、年月が経ってシールが古くなって貼り替えたい場合なども、その旨を言えば問題なく新しいステッカーが貰えます。
ただステッカーを契約していない友人、知人などにあげることは当然、禁止ですし、ヤフオクやメルカリなどのサイトで販売することは禁止されています。
遠くからでは分からないかもしれませんが、セコムのステッカーの場合はステッカーの右上部に番号が印字されており、この番号で契約者が分かるようになっているので、もしも契約していない家にステッカーが貼ってあったり、ヤフオクなどで出品されていた場合、番号を調べればすぐに契約者が分かるので気を付けましょう!
セコムのステッカーとICカード
~ホームセキュリティの利用開始~
セキュリティ機器の取り付け工事が終われば、普通はその日から利用開始となります。最初は操作を間違ったりして警報音を鳴らしてしまうこともあるかもしれませんが、これは誰もが通る道なので、間違いをお恐れてあまり操作をしないのは良くありません。
間違って警報音を鳴らしてしまい、その情報がセキュリティ会社に自動通報されても、セキュリティ会社から電話で連絡があったり、最悪、セキュリティ会社の警備員が自宅まで駆け付けるだけです。
基本的には情報がセキュリティ会社に自動送信されても、まずは電話連絡があると思うので、電話に出て間違いだと告げればいいだけですし、仮に間違って操作をしたばかりに警備員が駆けつけても、それがセキュリティ会社の仕事なのですから。
ホームセキュリティ機器の利用は年配の方でも分かりやすく、操作しやすくなっているので、普通であれば1週間もあれば基本的な操作は慣れると思いますよ。
セコムのホームコントローラー
ホームセキュリティ契約数、緊急発進拠点数、提供年数No.1
空き巣・不審者対策、火災・防災対策、高齢者向けサービスなど、あらゆる状況で家族を守る
セコム・ホームセキュリティ。